第45回ゆりっくす日曜百円寄席
2011年4月10日(日)午前10時30分開演

            

好天に恵まれ、春本番の温かさ、でもって桜は満開。絶好の行楽日和で、お客様のお越し様に気をもみまし
たが、開場前から並んで下さるお客様が居て、最終的には125人のお客様に恵まれました。 この4月から
 『ゆりっくす日曜百円寄席』は5年目を迎えることになり、 ユリックスさんがそれを記念して オリジナル手拭を
作成して下さいました。500枚制作し、追加制作の予定は無いとのこと。 言わば世界に500枚だけの手拭と
いうことで1枚200円と原価割れの破格のお値段のオリジナル手ぬぐいはこの日だけで60枚以上お求めが
あったとのことです。 ユリックスさんでは手拭作製を第1弾に、5年目を記念して写真展開催など色々企画を
考えて下さってるそうで、ありがたいことです。 ということで、今回も熱気むんむんの中、開演となりました。
    
  


宗像ユリックスのスタッフの方が作っていただいた特製てぬぐい。「世界」限定500本!!


「へっつい盗人」 爪田家桐璃
 



 桐璃君は今回は根多おろし。いくらか緊張の表情でしたが、マクラで『へっつい』の説明をするために
自分で画用紙にイラストを描いて説明。工夫をこらした仕掛けもあってうまくツカミになっていました。
それにしても、「じゃじゃーじゃーじゃー…ぱらぱっさ、ちょぽりん・・・」は、頭に残る擬音ですなあ(笑)


紙切り  粗忽家酔書



はさみ試しに「宝船」のあとは、お題を頂戴して、「たけのこ堀り」、「桜」そして「入学式」。どれも4月の季節
ネタ。「たけのこ掘り」には苦労しましたが、なんとかかんとか言い訳してお客様には納得して?いただけま
した(笑)。「入学式」では、下座の小きぬさんが何を弾こうか四苦八苦。けっこうこれがウケて、作品のマズ
さをカバーする結果になりました。 5年目に入り、究極のマンネリ… でも続けていく覚悟であります!!


「隣の桜」  寿亭茆町



この噺では、状況に合わせてハメモノのお囃子が、大きくなったり小さくなったりする「生け殺し」の手法が使われます。
今回の高座では、その趣向の面白さも楽しんで頂けたのではないでしょうか。 茆町さんによると、この噺のネタおろしは
三味線太鼓ではなく、ジャズピアノに絡んで喋るというバージョンだったそうです。 ジャズで花見、これまた趣向ですね。
 

「天狗裁き」 粗忽家酔書
 


 今回の「天狗裁き」はお奉行様が遠山の金さんという設定。 お約束の桜吹雪を見せる場面で、効果音を
使いたかったんですが、どなたかご存知ないでしょうか。よく反応して下さるお客様に、こちらも気をよくして
楽しく演らせていただき、今回もお客様に感謝、感謝です。5年目もお客様に支えられてのスタートです。

 
 先月に続いて今日も『おひねり箱』は、東北太平洋沖地震の被災地への義援金を募る募金箱に。
これは責任をもって義援金窓口に振り込みさせていただき、このHP上でご報告いたします。
ご協力いただきました皆様には心より感謝申し上げます。ありがとうございました!



宗像ユリックスの掲揚台はこの日も半旗が掲げられていました。


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