第54回ゆりっくす日曜百円寄席
2012年2月12日(日)

朝から霜が下りそうな冷え込みでしたが、空は雲一つない気持ちのいい青空。お客様にとっては絶好の行楽日和ということで、出足が心配されましたが、開場前には20名以上の列ができ、開演前にはお膝送りをお願いするほどのお客様の入り。開演前には150名を越え、とうとう当日券札止めに。ユリックススタッフによると10名ほどご入場をお断りしたとか。なんとももったいないことです。最終的に154名のお客様に恵まれ、熱気むんむんのなか開演しました。


前回に続いて、お膝送りをお願いしました。


一、「つ  る」 寿亭茆町
   
アマ落語の開口一番は誰でも務まるわけではありません。その落語会の全体の雰囲気を笑いモードにすることが
できるかどうかを担っていますので。 そこは茆町さん、手馴れた明るい高座で、一気に落語モードにしてお次へ。

一、「厩火事」 爪田家桐璃
   
もともとはお馴染みの江戸落語。マクラ、そして本題と持ち前の桐璃君の「間」で噺は進み、サゲへ。
ただ、サゲよりも、サゲの前の「好き…離れない」の台詞を言いたいがためにこの噺を演じていたのかも。

一、紙切り 粗忽家酔書
   
ハサミ試しで「辰」。お題を頂戴して「傘」。なんでも80歳のお母様への誕生日プレゼントとか。
次が「寄席」。最後に着物を着た小学生の女の子のリクエストで「扇子」。以上四点をなんとか切りました。

一、「手紙無筆」 味付亭紺染
    
高座に上がるなり、いきなりマクラでしゃべるつもりだった内容を忘れたもよう。ネタかと思いきや、反省会
では「あれ、ほんまに忘れてもうて…未だに思い出しません」と!どんなマクラだったのでしょう。本編は相
変わらずの紺染ワールド。 「あぁ、書いたある」ではお客様はツボにはまって爆笑の連続!結構でした。

一、「たいこ腹」 粗忽家酔書
   
お馴染み、幇間(たいこもち)のドタバタの一席。幇間の表の調子よさと、内の困惑や驚きを演じたいと思いつつ、なかなかうまく
いかないものです。それでも、笑い上手のお客様と、共演者に会場を温めてもらったお蔭で、なんとかトリを務められました。


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