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第72回 ゆりっくす日曜百円寄席
2013年10月20日(日)

今回はユリックスさんの行事の関係で第3日曜日に開催。実は第3日曜日は、宗像市内を走る「ふれあいバス」が運休日。自家用車で来られない特に年配のお客様は、このバスを利用しておみえになるので、お客様の出足が心配でした。やはり開場しても出足が伸びず、最終的な来場者は67名。少し寂しい客席でしたが、温かい客席の雰囲気はそのまま。いつの以上に出演者を盛り立てて下さいました。

「鈴ケ森」粗忽家酔書
   
2007年の第4回以来、7年ぶりの百円寄席での演目。それだけ経つと初演と比べれば、
サゲも違うし、くすぐりも違う。少しは進化したかなと思いつつ、楽しく演じることができました。

「牛ほめ」粗忽家酔馬
   
百円寄席初登場の酔馬さんは、酔書が講師を務める「岩田屋コミュニティーカレッジ落語研究会」の
受講生。落語を始めて7年目ですが声の張り、落ち着いた体型…否、高座ぶりはすっかりベテランの域。
お馴染みの「牛ほめ」を入れごとをせずに堂々と演じて客席をしっかり掴んでいました。次回も楽しみです。

紙切り 粗忽家酔書
  
はさみ試しに「浦島太郎」のあと、リクエストは「みあれ祭」と「七五三」。「みあれ祭」は宗像大社と地元の漁師
に伝わる伝統行事。完全なローカルネタです。その壮大さを表現しようと思ったのですがこれで精一杯でした。
「みあれ祭」について


「佐々木裁き」寿亭茆町
   
茆町さんご本人のあとがきは次の通りです。「『佐々木裁き』は根多おろし。侍言葉が苦手な方で、
言葉がつっかえる所もありましたし、十分喋り込んだとは言えないんで、怪しい点も少なからずありまし
たんで、反省点の多い高座でした。ただ、お客様の反応が望外のもので、不思議な楽しさを感じながら
喋ってました。冒頭、お奉行ごとの中、四郎吉が「一から十までに『つ』は揃うてる」のを説明する場面、
「いつつと、ここにつが二つある。このつを一つ取って…」辺りで笑いと共に拍手が起きたり、奉行との
やり取りで四郎吉の返答に笑いだけでなく「ほぉー」なんて声や拍手が沢山混ざってたり…。 今後どこで
『佐々木裁き』をやっても今日の様な受け方は望めない様な気がします。そんなことですから、出来その
ものはまだまだなんですが、とても楽しい高座体験でした。」とのこと。宗像のお客様は演者を育てます。



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