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第85回ゆりっくす日曜百円寄席

2014年12月14日(日)午前10時30分開演

とにかく寒い朝。今年一番かと思われるような寒さの中、おまけに安倍首相の突然の衆議院解散(アベノミクス解散)による国政選挙が重なって、お客様の出足を心配しましたが、最終的にはこの日もいつも通りの90名近いお客様に恵まれ、今年最後の百円寄席が開演しました。

「尻餅」 粗忽家酔書
        
年末にはもってこいの演目。自分の中ではやっていて楽しいもののひとつです。子どもの時の経験を
生かして餅つきの音にはこだわってやってみましたが、拍手をいただいて素直に嬉しかったです(笑)


「短命」 粗忽家直角
      
マクラは自分の入院の経験談。手術の「腹切り」が「忠臣蔵」と結びつくとは予想外。
思えば、この日は吉良邸討ち入りの日。赤穂浪士に捧げる?「短命」の一席でした。



紙切り 粗忽家酔書
   
鋏試しは今年最後の気持ちで干支の「馬」。お題を頂戴して「忠臣蔵」、「羽生結弦」、「羊」。
やはり出ました!大石内蔵助と浪士。四十七志のうち、時間の都合で2人だけを切る。


「きせるとかんざし」 寿亭茆町
      
今回の演目ももちろん根多おろし。ご本人曰く、「学生時代からやってみたいと思うてた根多で、ようやくの
根多おろし」とのこと。ということは40年来、温めてらっしゃったネタなんですね〜!「クスグリも少ないし、
ニンに合うてるか否かも分かりませんが、まあやらせて頂きました。少ないクスグリを拾うてくださったし、
オチがちゃんと伝わった感じなんでやれやれです」と。このネタはご存じオーヘンリーの「賢者の贈り物
のオマージュ。貧しい二人の行為は愛しく哀しく響きました。茆町さん、クリスマスを前に、粋な演目でした。


           

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