第９２回ゆりっくす日曜百円寄席
2015年7月12日（日）
台風9号の影響か、どんより曇り空で湿度が高い蒸し暑い一日でしたが、雨が降るところまではいかず
絶好の落語ライヴ日和。前売券79枚のお客様に加えて当日券もどんどん出て先月に続いて満員札止
めとなりました。当日券での入場を希望してお越しくださった数人のお客様にはお帰り願うことになってし
まい本当に申し訳ないことでした。最終的には有料入場者数が129人。加えて入場無料の小学生以下
の子供さんも10人以上。合計で140人余のお客様がお越し下さり、満員御礼札止めの中始まりました。
「家見舞い」粗忽家酔書
立川流では「肥瓶（こえがめ）」と言うんだそうで。サゲが「鯉（こい）」と「肥（こえ）」との地口オチで、
言い方を工夫しないと最後にオチない噺。今日のお客様にはうまく伝わったでしょうか…。
「親の顔」（立川志の輔作）寿亭茆町
お馴染み志の輔師匠作の新作。もちろん東京の噺。それを上方落語に直してのネタおろしだそう
ですがお客様も大喜び。 お父つあんのキャラクターは案外、上方落語に合うかもしれません。
紙切り 粗忽家 酔書
鋏試しは「藤娘」。リクエストを頂戴して「かぶと虫とくわがた」「満員百円寄席」「鬼」
「鷺とり」南遊亭栄歌
今回のゲストは百円寄席は２回目となる南遊亭栄歌さん。三重県から遠路はるばるのお越しです。演目は百円寄席では
初めての「鷺とり」。ハメモノも満載の上、小きぬさんのリクエストに応えて急遽『にわか』のくだりもやって下さいました。
さすがに大阪の社会人落語選手権でのチャンピオン。大ネタもしっかりお客様を落語の世界に引き込んでいました。
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