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開口一番は、企鵝くん。出番の予定は当初なかったが、着物持参で出る気満々とくれば、出てもらうしかないでしょう(笑)!このやる気が嬉しい!アマチュア落語で遠慮してたんじゃ、どんどん演る場がなくなってしまう。次の酔書ひとり会での前座も決まっていたので、この場数は貴重だったはず。
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続いて、喜咲くんの「つる」。前日の特稽(特別稽古)を志願して、大ちゃんや田楽くんとともにはなし込んだ成果は充分だった。きちんとツボでウケる!丁寧な高座振りはお客様にも好評だった。来年はいよいよトリでやってもらうかなあ。(笑) |
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お次は、酔之介さん。「買い物ぶぎ」は志の輔師匠の爆笑ネタだ。外見は古典風だが(?)けっこう新作落語も味がある酔之介さん。今回もいい出来だと思った。安心して見ていられる。これも根っからの稽古熱心さのたまものだろう。薬局の店員にいい味があった。
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さて、次は私、酔書。ネタは前日まで迷って、結局「饅頭こわい」にした。饅頭の名前に宗像名物「鎮国饅頭」を入れることは予定通り。そのほか、「ひよこ」だとか「博多通りもん」や「塩豆大福」とかいろいろ考えたけど、くどそうだからやめた(笑)。でも、迷った「ビアードパパのシュークリーム」思わず入れてしまった!古典落語にこういうのを入れるの嫌いな人は嫌いなんだよなあ…。でも、道楽だから許していただこう! |
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中トリは勘タンくん。昨年からの登場だが、内浜落語会の数多くの高座で場数を増やしてきてるから、安心してお任せ。思ったとおりお客さんの爆笑をとっていた。それにしても顔、いや声がでかくてよく通る!しゃべるたびに会場の窓ガラスがビリビリ響いていた!(ほんまでっせ!)思わず下座にまわってスピーカーのボリュウムを少し下げてもうた。(笑)来年も頼みまっせ!(どこの言葉や!) |
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中入り |
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中入り後、食いつきはご存知、寿亭茆町さん。神戸から今年もわざわざお越しいただいた。ここで注釈をしておくと、ご本人はいつも宗像落語会の他のメンバーに気兼ねしながら「もし出させていただけるなら…」と遠慮がちにおっしゃるのだが、実際はこちらから頼んで出ていただいているようなもの。我々宗像落語会に刺激を与えて下さっているし、なんといっても常連のお客様の中に毎年茆町さんの高座を楽しみにしている方もいらっしゃる。今回の「いらち俥」もしっかりお客さまを掴んで爆笑へ。我々も負けないようにがんばらねば!茆町さんこれからも刺激を与え続けて下さい〜! |
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続いて高座に上ったのは大三治くん。演目は江戸落語「湯屋番」。彼の江戸落語を聞くのは初めてだと思っていたら、以前にも「湯屋番」を演ったとか。ずっと上方落語で高座に上っていたのでその印象しかなかった。(ごめん、大ちゃん!)お稽古会でも感じたのだが、表情豊かで、キャラクター設定も噺を楽しくしようという工夫でいっぱい。これからも、もっともっと高座にあがってほしいね! |
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色物は紅一点、粗忽家紫よいさん。岩田屋で一緒に落語や寄席芸を楽しんでいる仲間だ。紫よいさんの紙切りはとっても丁寧で派手さはないが高座が華やぐ。レパートリーをどんどん増やして、お客様のご注文に応えられるようになって下さいね。 |
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今回の主任は田楽くん。うぐいす寄席では初めての主任、演目は「禁酒番屋」。主任が決まってからプレッシャーもあったようだけど、しっかりノってきちんと高座を務めてくれた。こういう経験が大事じゃないかなあ…。侍の酒の飲み方、酔っ払う過程、酒屋の小僧のリアクション等、やりがいのある噺だけに、これで終わらせず、お客様の声援を励みとバネにして、これからどんどん磨きをかけてね!お疲れさまでした。 |
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下座風景や想い出のシーンなど |
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