第1回 新春うぐいす寄席(2005.2.13.) 

1回新春うぐいす寄席
05年2月13日(日)15時開演 入場無料 宗像ユリックス大和室

一、愛犬チャっピー  粗忽家 勘々
一、出来心 粗忽家 酔書
一、時そば  粗忽家 酔三
一、開帳の雪隠  粗忽家 酔之介
一、 松竹梅  川崎亭 好朝
中入り
一、胴切り  寿亭 茆町
一、六尺棒 粗忽家 企鵝
一、ミスターダマリックショー
一、壺算 粗忽家 勘タン

 年一回の発表会じゃあ物足らない!というのでとにかく年明け
に会場確保して、「新春うぐいす寄席」を開催しました!
当日は、予想に反して??延べ90名のお客様にご来場いただき、会員一同びっくり!パンフや座布団が足りなくなり、お客様にはご迷惑をおかけしました。ご来場下さったお客様、ありがとうございました!

愛犬チャっピー   粗忽家 勘々

 事前のプログラムには名前はなかったものの、うわさどおり勘々君は着物持参で楽屋に登場。出る?いいんですか?という簡単なやりとりで出演決定!これぞ出たがりなアマチュア落語家のあるべき姿!いやあ、結構、結構。突然の高座だが、普段、内浜落語会の高座で鍛えられているだけあって自信たっぷりの高座ぶり。ばっちりお客さんにもウケてました
出来心  粗忽家 酔書

 今回がネタおろし。う〜ん、まだまだ口にのってないせいか、噛みまくり。でも、そこがウケたりするところが面白いところ。と言っても、下座の小きぬ師匠やまり毬嬢のほうがお客さんよりウケてたかなあ(^<^)。後半の「裏が花色木綿!」というくだりは、単純なのに自分がやってても面白い。古典落語ってよくできてます。
時そば   粗忽家 酔三

岩田屋コミカレ落研から2回目の参加。落ち着いて高座を務めて堂々と降りてきたかと思いきや、ご本人は「緊張で口がカラカラでどうしようかと思いました」とのコメント。これも経験。これからどんどん話し込んで、得意ネタにしてくださいね
開帳の雪隠   粗忽家 酔之介

酔三さんに続いて岩田屋コミカレからの参加。酔三さんよりは
高座経験も一日の長があるだけに、全く問題ない高座ぶり。珍しい演目だったので、お客様だけでなく楽屋うちにも新鮮だったみたいです。「ひとタレ八文」では会場が大爆笑!結構な高座でした。
松竹梅   川崎亭 好朝

今回のゲストは川崎亭好朝さん。会長酔書とは昨年夏に二人会
をやった仲で、昨年の11月、旧福間町(現福津市)で行われた国民文化祭落語部門で最優秀賞を受賞した実力の持ち主。つまり「日本一」を取った人なのです。今回のお客さんの中には好朝さん目当てで見に来られた方も多かったかも。期待に違わずオリジナルのくすぐりを入れた爆笑高座にお客さんも大満足だったでしょう。茆町師匠の言葉を借りれば「明るい大きな高座」はとっても参考になるし、また羨ましくもありました。
中入り
胴切り   寿亭 茆町

 今回もまたまた神戸から参加してくださった茆町さん。ゲストには違いないが、もはやうぐいす寄席の番組構成にはなくてはならぬ人。どのポジションでもしっかりお客様を満足させて下さるのは、月に何回も全国各地の地域寄席で高座に上がっている実力のたまものと納得。今回も遠方からありがとうございました。(この後の打ち上げで、次回から会員として高座に上がっていただくことにしました!よろしくお願いいたします)
六尺棒  粗忽家 企鵝

最近、影絵落語という新ジャンルに挑戦している企鵝君。今回
もそれをと考えたけど仕込みの関係で断念。特に会場がある程度暗くならないと影絵は難しいとか。宗像での影絵落語デビューはもう少し先になりそうです。噺の方はメリハリが出てきて大変よかったです。これで一皮剥けたかな。
ミスターダマリックショー

本格的なマジックは練習さえ何度もすればそのうち上手くでき
るもの。ところが、コミックマジックは誰にでもできるものではないですねえ。さすが「ダマリック」氏にしろ、相方の狂志くんしても絶妙の話術と間でお客様を大爆笑へと誘いました。
壺算  粗忽家 勘タン

トリは勘タン君。初の宗落でのトリです。最近はじめた北九州
でのFM放送のDJの仕事を休んでまで参加するあたり、今回のこの高座にかける意気込みがあったかも!?とにかく、このところ各地の地域寄席などで高座経験豊富なだけに、安心の高座。くすぐりではどれも確実にお客さんの笑いを取っていました。ネタ数も豊富なので次回からもどんどんいろんなネタをかけて下さい。お疲れさまでした。
今回は小きぬさんに加え、まり毬嬢、喜咲君と三味線が三本!
それに太鼓で直角さん、笛に勘遊君とくれば、いやあ豪華な下
座でした。
やっぱり生のお囃子はいいですねえ。お疲れ様でし
た!
あ、大ちゃんの受け付けも忘れちゃいけませんね!田楽君
、次は待ってますよ。


文;粗忽家酔書、撮影;哄笑亭大三治
忘れられない光景
文;編集者

 高座返し  川崎亭ちゃこ

 正直言って、なにが正しくて何が間違っているのか理解していないのですが、チャコちゃんの高座返し、素直で丁寧な高座返しは新鮮な感動を与えてくれました。
いままで高座に上がっていた演者、これから高座に上がる演者、彼らのことを心に留め、その間、客席にも気を留めながらの高座を返す姿に、ふと「残心」という言葉を思い出しました。
 数倍も年が離れた口達者たちが高座に上がる落語会、あの小さな体は無言で、
その会を進行させていきます。
 彼女に尊敬の念を抱くと共に、その背景を支えるものに感謝の気持ちがわいたの
は、恐らくわたしだけではないんじゃないでしょうか。


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うぐいす通信

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