第3回新春うぐいす寄席
2007年2月11日(日)


番組

開口一番「平林」寿亭茆町

「干物箱」好色亭弓太
紙切り 粗忽家酔書
「粗忽長屋」寿亭茆町

中入り

「上燗屋」粗忽家勘米

「引越しの夢」粗忽家酔書

今回は、案内状を出す手間をサボってしまい、
おまけにチラシもユリックスさんで配ってもらうこともしないまま当日を迎えてしまいました。
告知活動はユリックス広報誌「ユリックスサラダ」とユリックス内の
たて看板(これも5日前に出しました…)だけという有様。
当然、正直お客様に来ていただけるのか大変心配でしたが、
蓋を開けてみると約40名のお客様にお越しいただきありがたかったです。
書いていただいたアンケートを見ますと、勿論常連の方もいらっしゃいましたが、
たまたまユリックスに来ていて見に来たという方も多く、
しかも、今回はじめて宗像落語会関係の寄席に来たという方が多くて
新しいお客様に見ていただいたことはよかったと思います。
アンケートでのお客様の反応もよさそうでほっとしました。
そういう感じで、次につながる寄席ではなかったかと思います。

番組




開口一番「平林」寿亭茆町
当初出演予定の勘タン君に代わって、急遽開口一番に出ていただきました。
演目は当日のぶっつけ本番。
しかし、そこは茆町師匠です。お座敷にばらばら散らばっていたお客様を
上手にまとめ、前の方に移動していただいて会がはじまりました。
おなじみ「悪気があって出てきたわけやありません」に続いて
無筆の小噺。そして「平林」へ。お客様をしっかり落語モードにしていただきました。



「干物箱」好色亭弓太
宗像落語会の黎明期を支えてくれた弓太君が、
実に十年ぶりにうぐいす寄席の高座に戻ってきてくれました。
今は熊本の天草に住んでいる弓太君、車を飛ばしてなんと4時間かかったとのこと。
あちらではなかなか高座にあがる機会がないとのことでしたが、
そんなブランクは全然感じさせない見事な高座。
彼の高座を見るのは当然初めてというその後入会した会員一同は、
彼のリズムのよい語り口に感心しきりでした。
またの高座楽しみにしています!



紙切り 粗忽家酔書
相も変わらず、色物はこれ。まずハサミ試しで「相々傘」、御題を頂戴して、
「鷹」、「虎」、「イノシシ」を切らせていただきました。
お客さまのイメージの「鷹」はソフトバンクホークスのキャラクターだったようですが、
私の切ったものは鷹とも烏とも区別のつかない「鳥」でした(汗;)
でも、「虎」はまあまあ「虎」見えたかも。お客様の「うおお」という反応は嬉しいものです。



「粗忽長屋」寿亭茆町
開口一番に続いての茆町師匠のご登場。今回は江戸落語のネタの「粗忽長屋」です。
なんでも談志師匠の噺を聴いて、上方に直されたとか。
いつものことながら師匠の落語に対する貪欲さには頭が下がります。
ご本人は「もっともっとお客様の笑いが欲しかった」と打ち上げでは言われていましたが、
我々からすれば、充分の高座。あくまでも笑いに貪欲な茆町師匠です。
それにしてもこの噺、登場人物をどう演ずるかなかなか難しいネタですね。
打ち上げでもこの話題で盛り上がりました。


中入り



「上燗屋」粗忽家勘米
今回のゲストととして、内浜落語会の粗忽家勘米さんにご登場いただきました。
勘米さんは、コンサルタント業という本業に落語を取り入れ、
講演活動や、話し方教室等も開講されている「語り」は言わばプロの方です。
今回はお得意の「上燗屋」をご披露していただきました。
30分の大熱演の酔っ払いの演技(地?)にお客様は大ウケ。
ねっちりした上方落語は会員にも刺激になったようです。



「引越しの夢」粗忽家酔書
トリはうぐいす寄席のトリは久々の酔書が務めました。
今回の寄席は当日の飛び込みのお客様が多い中で、中入り後もしっかり残って聴いていただき、
最後の高座まで聴いていただいたことに感謝しながらの高座でした。
「引越しの夢」は以前別の寄席でネタおろしして、今回が高座では2回目。
お清さんのセリフをもっとすらすら言えるようにとか、
たくさんの登場人物をきっちり演じわけるとか、まだまだ課題も残りましたが、
なんとか口にも乗って最後まで演ずることができました。
これもあたたかく最後まで聴いていただいたお客様のお蔭です。

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うぐいす通信

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