メモのメモ(編集室からの補足) ※補足文は敬称略 |
旅行日記 |
二人の男が田舎のボロ宿に泊まりに来る。一人の男は今回が3度目だという。
ボロの部屋であきれる連れの男に、男はここは料理がうまく、初回は鳥なべ、2回目は豚なべをごちそうされ気に入ったと自慢する。
ところが挨拶に来た主人は二人を駐在所から手配の強盗二人組とうたぐる。
男は鳥なべを以前ごちそうになった者で怪しい者ではないと話すが、その話しに主人は驚く。主人が言うにはあの時の鳥は患っていた鶏で仕方なくだしたものだとか!男が豚なべを問いただすと、主人は因縁の恐ろしさに驚く。なんとその時の豚も流行り病で死んだ豚だったのだ!強盗ではないと安心して立ち去る主人を見送るとたん
に男は気分が悪くなる。
そこで連れの男は叫ぶ、
「おい、しっかりしろ!お前がわずらってみろ、今日はお前が鍋になっちまう!」
あらすじ;粗忽家酔書 |
開口一番 |
まぁ開口一番は開口一番。寄席・落語会が始まって一番最初のあがりのこと。 |
天神寄席 |
福岡国際ホールが主催し、内浜落語会が月一回出演する定例の落語会。
様々な情報が集まる街で落語というジャンルが存在することを継続して示す活動は極めて価値あり。
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天狗連 |
広辞苑では「自らその道の達人とうぬぼれている連中」とある。この場合、素人落語家のこと総称して指している。 |
アマ金 |
金ちゃんというのは「客」の符丁。「アマ金(甘金)」くだらないくすぐりでも、すぐに笑う客のことを指す。 |
くすぐり |
いわゆる「ギャグ」のこと。 |
勧進帳 |
出囃子のひとつ。長唄「勧進帳」の「寄席の合方」と呼ばれる部分を呼ぶ。
三笑亭夢楽師・七代目蝶花楼馬楽の出囃子。
歌舞伎「勧進帳」では、義経一行が登場する場面に流れる。 |
高麗屋 |
歌舞伎役者の屋号のひとつ。松本幸四郎などの屋号がそれ。 |
野崎詣り |
野崎詣りの馬の合う二人、一方のせいやんに喧嘩の台詞を教えて貰い、堤を歩く者に喧嘩をしかけるが、ろくに台詞がいえず逆にやりこめられてしまうという噺。
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どどいつ親子 |
都々逸を愛好している父と息子が都々逸の語り比べをし、一本とられるという噺。
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勘也 |
内浜落語会会員。
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愛宕山 |
旦那のお供で愛宕山にやって来た幇間の一八、旦那が土器(かわらけ)投げの要領で投げた小判を取りに、野立ての傘ひとつで崖下に取りに行く(突き落とされる)というはなし。
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直角 |
内浜落語会会員。同会創設メンバーの一人。
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